【B1】歪んでしまった愛情

R18イラマ


茨の
・えづくような描写
・イラマチオ
・潮吹を匂わせる描写
・♡喘ぎ
を含みます。ご注意下さい


以前日和くんやジュンが後ろから話しかけるときに指で肩などに触れているのを見たことがある。ある日私もその真似事がしてみたくて、デスクに座る茨に触れてみた。
「…じゅん?いったひ……ごほっ…ぁ゛っ…かっか!?」
「大丈夫…?」
振り向いた茨は嘔吐えづいていて、少し苦しそうにしていた。どうやら私が近付いていたことに気付いていなかったみたい。
「い、いえ。お見苦しい所を見せてすみません。ですが次からは一言声をかけていただけると助かります…」
「ごめんね、食事をしていたとは思わなくて。」
目線の先の茨の左手には打ち込み途中のメールが映るスマートフォン、右手にはきっと先程茨が飲み込んだであろう何かの包装紙が握られていた。
「まあ食事にしては少々遅い時間ですしね。無理もないですよ。ちなみに一体何の……」
不思議だった。こちらを向いた茨の顔を見たとき、僅かにだけど高揚感を感じた。茨は苦しそうにしていたのに。ただいつも強がりで私たちの為にたくさん頑張ってくれる茨がその時は少し弱々しく見えた。

「閣下、さぁ今日も始めましょうか。」
「うん。こっちにおいで、茨。」
寝具に腰掛けて私を待っていてくれる恋人。白いバスローブを身に纏ったその姿は天使みたいに美しくて…そう思っていると淀んだ思考が頭の片隅に産まれた。
「どうして……?」
「閣下?どうなさいました?」
どうして今あの苦しむ茨を思い出したのかはわからない。でもこれはきっといけないこと、口にしてはいけないこと。茨を汚してしまう、黒い欲望。それでも茨は私がそんなものを抱いているなんて知らない。
「ううん。なんでもないよ。」
「閣下、いいですか?俺は閣下だけの恋人ものですよ。だから俺の前では気を遣わなくていいんです。」
茨は私の唇にそっと人差し指を添えながらそういうと優しくキスをしてくれた。小鳥の挨拶のように軽やかなキスは少しずつ固く絡まっていた私の緊張を解いてくれる。それが嬉しくて、可愛くて私も茨に返事を返す。
「ん…っ茨、くち…」
「ふぁい…かっか…ぁ」
挨拶から逢瀬へと昇華されていくキス。舌で唇を撫で、咥内でお互いを絡め合う。触れている場所はそこだけなのに熱く溶けてしまいそうになる。
「…ぷは。閣下、教えてください。先程の続き…」
離れる舌先から垂れてぷつりと切れた銀の糸を指先で拭う茨。その瞳は私を捉えていて、青い誘惑に乱される。
「……私ね、オーラルセックスというものがしてみたいんだ。でも初めから気持ちよくなれる人ばかりではないし、茨には負担をかけたくないから…」
「いいですよ。やりましょう?」
「えっ……」
言葉を行動で表すように茨の青がぐっと近付く。そのまま耳元へ流れ、放たれた言葉が私を溶かしてしまった。
「閣下のしたいコト、叶えて差し上げます…ぜーんぶ♡」
「茨っ……」
座る茨を壁際まで追い詰めてさっきよりも深いキスをする。
「…ばら、いばら…すき」
「んぅ…っふ、ぁ…♡かっか…んっ♡♡」
誘ってくれるのが健気で可愛らしくて歯止めが効かない。肉を喰らう動物のように貪ってしまう。
「…ぁ…かっぁ…っ…い……くる、し…」
苦しむ声を聞いてハッと我にかえると涙を浮かべて酷く息を乱す茨がいた。私があまりにも長く唇を拘束してしまったが為に。
「ごめん…息、辛いよね…私、止められなくて…」
「はーっ…はーっ……っえ…?かっか。つづき、まだですか…?♡」
慌てて言葉を連ね心配していると、茨は私の顔を手で包み込んでそう言った。その顔は蕩けていて、ぽやぽやしている。
「茨…もしかして、気持ちよくなっちゃってる…?」
「…?今なにか…」
「ふふ、なんでもないよ。じゃあ…次のことしてもいい?」
今度は茨の後ろに回り込んで腕を伸ばして指を咥内に滑り込ませる。今までたくさんキスをして覚えた茨の好きな所を優しく愛撫した。上顎のザラザラとする部分を撫でて、小さな舌を指で挟んで擦る。
「あぁっ…かっかぁ…♡ほこ……っひもち♡」
可愛い。可愛い…もっと可愛い所が見たい。そう純粋に思うけれど私はさっき確信してしまった。その中に黒い私が……嘔吐く茨が見たいと願ってしまう私がいるということを。どうしてもその欲が抑えられなくて奥に指を伸ばしてしまう。
「茨、嫌だったらすぐ教えてね…」
「…がっ…あ゛…っお゛…あ゛あ゛…っ♡」
後ろ向きだから顔は見れないけれどその声に下腹部が欲情を募らせて硬度を増す。最初は小さかった声もパタライン喉腺を刺激するように口蓋こうがいの凹凸を撫でると部屋に響き渡るほどの嬌声へと変わっていった。
「可愛い…可愛いよ茨。」
「がっが……ぁ゛♡」
善がる茨は無自覚なのか腰を揺らして私に柔い肉を押し付けてくる。きっともう理性はまともに働いていないだろうけど、そんな所も愛おしい。そろそろアレを試してみたくて指を抜こうとすると最後まで舌や唇で追いかけて離れるときちゅぽんと音が鳴った。
「これ…口でできる?」
「んん…おっきい…です…でもかっかのほし…♡」
下腹部に手を当てて促すと茨は全て理解して私のバスローブを解いて露出したペニスに息をかける。茨の綺麗な顔が私のグロテスクの前にある。その事実に興奮してさらに強くそれは脈打った気がした。
「咥えて。」
「…ふぁい♡んっ…ぁ…ん♡はーっ…ふ…ぅ♡」
舌を這わせて、口に含む。茨の口はとてもとろとろしてて熱くて同じように興奮しているのだと伝わる。
じゅぷじゅぷと淫らな音を立てながら深くまで飲み込もうと頑張ってくれている。いつも私たちの為に動いてくれる可愛い可愛い策略家。その子が今私の前で、私の前でだけではただ肉欲のままに鳴き狂う。そんな私の黒い欲を叶えたくて、茨の顔を持ち上げる。口から離れてしまう際までペニスを引き抜いて、喉奥まで貫く。
「あ゛がっ……!?ん゛…ゔっ…っ」
口の中がいっぱいで鼻孔から息を必死にして、少し苦い顔をしている…ごめんねと呟きながらも腰を振るのを止めることができない。茨は涙を浮かべていて、瞳の青が零れているみたいで美しかった。でも同時に普段は強がりな茨が弱々しくしている…それが堪らないのだと、歪んだ愛を抱いてしまったのだと改めて強く自覚させられた。
「はっ、気持ちいい…ごめん、ごめんね……もうすぐ終わるから…っ」
「あ゛…ぁ゛っ…♡も、も゛っと…ぉ…♡♡」
よく見ると茨の表情はただ苦いものではなく快楽に酔っているときのものだった。力の抜けた顔に私の動きに合わせて揺れる腰、もっとと強請る甘い声。茨も感じてくれているんだと知って私を溶かし、動かす衝動も高まっていく。
「…っく、いばら…私もうすぐ…ん…」
「んぐっ…♡らひて…っらひてくらはい…♡かっかのせーしっ…♡♡…あ゛う゛♡」
きゅっきゅっと茨の喉奥が締まって射精を促される。抗えない快楽に引き出される鳴き声と私を見つめる潤んだ瞳。きっと茨ももうすぐなんだと何処かで感じてピストンを加速させる。
射精す…から……いばらっ」
「んほぉ゛…っ♡♡ぁぐ…っう…♡」
最後に茨の頭を抑えながら喉を突き上げてその口の中に溜め込んでいた白を放った。身体を離して見ると軽くイッてしまったのか、茨のペニスもぬらぬらとしている。
「茨…?」
「かっか、たくはんらせてえらいれすねぇ…♡♡」
「ちょっと…!」
目線を合わせると茨は口を大きく開けて舌に広がる精液を私に見せつけてきた。茨の口から溢れそうな白。それから[[rb:射精 > だ]]されたそれを嬉しそうに飲み込む。あまりにもいやらしくてまたすぐに私は熱を帯びてしまった。
「…かっかぁ♡」
「え……っ?」
すると膨れたペニスを見た茨は笑みを浮かべて、四つん這いになる。くぱくぱと収縮する壺が私によく見えるように。
「こんどは…っ♡こっちも使ってください…♡♡」

「こんどは…っ♡こっちも使ってください…♡♡」
寝具の上で淫らに虚を見せつける。俺のわがままを叶えるために。きっと今の閣下なら聞いてくれるはずだから。
「ほーら♡はやくおっきいので突いてくださいよ…♡」
「ふーっ……ごめんね…今日我慢できそうにない…」
「そんなこといいですからぁ…♡♡」
くぱぁと急かすように広げてみせると閣下のものは熱く血液を巡らせていて、見ているだけで腹部が疼いていた。
「いい…?挿れるよ……く…」
「はい……んっ♡♡」
ゆっくりと中を押し広げてくるペニスはどこまで入っているのか、感触まで敏感に伝わってきた。奥まで届くと閣下は肉を鳴らしてたちゅんたちゅんと音を響かせていく。
「はっ…♡はぁっ……♡♡かっかぁ…っ」
「茨、可愛い…ね、気持ち良い…?」
喉を突かれて達してしまった俺の中は既にとろとろに解れて簡単に快楽を享受していた。最深まで閣下の熱が届くたびに全身が電流に撃たれたように甘く痺れていく。一方で俺を乱す閣下も無意識の下、呼吸を合わせて腰を揺らしている。お互い一度絶頂を迎えているからか、二度目もそう遠くないと感じた。
「う、ん…っ、きもち…ぃ♡かっか、ぁっ…ゆび…ほし……♡♡」
「いばら、っ……いいの?」
「は、い…っ…おれ、くるしいの……す、きっ♡…だからぁ…っ♡」
やっと言えた。ずっとして欲しかったこと。前に一度提案したことがあるけど、その時は苦しませたくないって頑なに拒否された。俺が持っているドロドロの欲。さっきの指フェラもイラマも、おかしくなりそうなくらい最高に気持ちよかった。奥を突かれながら指を咥えさせれれたら、どれだけ気持ちよくなれるんだろう。その期待と興奮で頭がはち切れそうだった。
「いばら…腰、上げて……」
「はっ…あ゛ん…っ♡♡」
片腕で腰を持ち上げられて膝立ちの姿勢になる。さっきよりも動きやすくて好い所に当てようと自分でもへこへこ腰を振る。加えて閣下が俺を引き寄せるからその力で強く快楽の蕾を開かれる。
「はい、あーんして。」
「んぁ…ふ♡う゛…あ゛っ♡♡」
閣下の指は一度だけで俺の感じる場所を覚えてパラタイン喉腺を的確に撫でてくる。それだけでもクラクラしてくるのに同時に閣下のペニスで絶え間なく揺らされて気を抜けば意識が飛んでしまいそうだった。
「あ゛ぅ゛…っ♡はっ゛、ぎもちっ……♡♡ああ゛…っん゛♡」
「ちゃんと咥えていい子…さあ、イッて。茨」
「あ゛っ♡あ゛っ♡…イク゛っ、イク゛ぅっ♡♡あ゛ぁ゛〜っ♡♡♡」
中をえぐられて、咥内を犯されて蕩けていく。そしてギリギリで保っていたものが耳元で聴こえる閣下の声の1つで脆く崩れた。脱力してだらりと垂れていた身体が一気に天を仰いで跳ねてはシーツに倒れ込む。中イキだけじゃ止まらなくて俺はペニスからも潮を吹いた。
「はっ…はっ……ぅ♡」
「……いばら、見て。…シーツ濡れちゃった。わかる?茨ので濡れちゃったんだよ。」
「かっか…ぁ♡♡ごめんな、さ…ぁ」
全部が気持ち良く犯されて何も考えられない。ただわかるのは甘い閣下の声と身体を埋め尽くす快楽の余韻、太腿を伝う精液の感触だけ。
「茨、さっき言ってたよね。私は茨の恋人だからだから気を遣わなくていいって。それは茨も同じだよ。私の前でならいくらでも乱れていいんだよ。」
「は…ぁ、かっか……すきれす…♡」
焦点の合わないままぽつりとつぶやくと、閣下が俺の隣に横たわってきて優しく抱きしめてくれた。
「私も好きだよ…茨。だから……」
その先は聴こえなかったけれど構わない。今はただ閣下に酔っていたかったから。

“だから……私だけを見ていてね。”


ヒント
作風は普段と近いですか?
→普段とは違う表現を使うように意識しました!
この性癖は好きになりましたか?
→イラマは初めて書いたのですが、とても好きになりました〜
あなたにとっての凪茨は?
→理想のCPですね…不器用な茨とそれを包み込む凪砂のビッグラブが大好きです…♡
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